男女共通:適齢期という言葉
2020年1月13日(月)19:10
その昔は・・・適齢期と言われる頃に付き合っていれば
その人と結婚する。という流れが一般的で
誰もそれを疑わず・・・
反対に25歳になればその頃に付き合っているのに
まだ、結婚はしない事を選択とすると、
「なんで??」と聞かれるという事が普通にありました。
「まだ、結婚はいいかなぁ・・」なんていったなら
ありえない!!と言われるぐらいの勢い(^0^;)
実は、戦後、お見合いが普通で適齢期になって
相手がいないとお見合いさせられるからそれまでに
自分で見つけたいよねぇ・・・なんていうのが一般的でした。
1980年代の生涯未婚率(50歳になって一度も結婚したことが無い方)は
男性2.6%、女性4.45%でした。
男性・・・ほとんど結婚できていたんですよね。
終身雇用で、会社や近所、親戚でお世話をしてくれる方もいて
お見合いでなくても紹介で・・・なんていう今では考えられないぐらいの
婚姻率でした。
ところが・・・徐々にその数字は変わり。
2015年の数字ですが、男性23.37%。女性14.06%。という数字に
なっています。
社会状況が変わり、1980年代は、コンビニはまだ大きな都市にしかなく
簡単に自分でコンビニよってご飯を買って帰る。なんていうこともできませんでした。
携帯もありませんでした。
娯楽がテレビ。1980-1990年代はテレビの視聴率が20-30%なんて有った時代。
雇用制度も2000年ぐらいを境目に変わってきました。
結婚式でいうと、必ず呼んでいた会社関係。のかたを今では呼ばないことも
増えています。
「媒酌人」も2000年を境になくなりました。
1990年代に結婚した人は今,40代半ばから50歳ぐらいでしょうか?
実はその頃から着実に少子化になるとはいわれていましたが
「団塊世代ジュニア」の皆さんがいらしたから
婚姻数はまだ保たれていた様に思います。
そんな時代が流れて現在。
結婚をしたい。好きな人と・・・。
という若い人が明らかに減っているということで
効率的に出逢うからマッチングアプリがはやっている。と
いうか当たり前になっている。
カフェしてる間。電車乗ってる間。に出来るからと。
人を好きになって自分自身のめんどくさい気持ちや
相手の気持ちにそわそわするという経験は効率悪いのかな?
年齢を重ねた自分からすると
あの感覚は、若くないと経験できないから・・・なんて思っちゃうんですが。
そして自分にとっての「適齢期」は何歳なんだろう?
そんな事を考えずに早くに結婚した私ですが
現在は、先行きも見えず不安が先に来てしまうのかな。
でもね・・・
一人でいる時間以上に誰かと一緒にいて話ができるというのは
ホントに素晴らしい事なんだと思っています。
「結婚」する・・・「家族を創る」こと。
婚活をはじめる前に
じっくり考えて欲しいなぁと思います。
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